神奈川の入れ歯専門の歯科医院_コーヌステレスコープの症例

2017/08/08
コーヌステレスコープ症例001

・下の奥歯がなくて嚙めない90歳の女性です。

あらやしき歯科医院に来院時、

「左下のブリッジが壊れたてしばらくしたら、右下の奥歯がすごく痛くなってきてご飯が食べられない」という主訴がありました。

 

左下の金属でできたブリッジが、中央で破折してしまっています。

フェイスボウトランスファーを行った、かみ合わせ診断(咬合診断)によって判明した結果では、噛み合せの状態が悪いために、ブリッジに対して無理なちからが常に掛かっていたことがわかりました。無自覚ではありますが、長年にわたって過大な負荷が掛かっていて、金属疲労で金属が破断してしまいました。

 

左側が壊れて噛めなくなってしまったことで

 

今度は右下。『痛くて噛めない』の原因。

こちらもブリッジになっていましたが、右側だけに噛む力を支えなくてはいけない状況によって、一本、奥歯の根っこが破折してしまいました。

 

その結果

 

下顎の左右両方の大臼歯を失ってしまいました。

また、

下顎前歯の先端のセラミックが欠けてしまっているので

 

どこで噛んだらよいのかわからない、顎の位置が安定しないという状態になってしまったのです。このままでは、噛めないので食事ができません。

 

・どのように治療をするのか?

咬合診断の結果、治療計画は、全体的なかみ合わせの不具合を解消して、噛んでも痛くない・しっかり噛める・動かない入れ歯を作製しよう。

ということで、

「ドイツ式の入れ歯によって咀嚼機能の回復を行う」ことになりました。

 

コーヌステレスコープを用いることで、

・ふらつかない

・はずれない

・何でも噛んで食べられる

というところまで機能回復することが出来ました。

見た目にも入れ歯を使用していることは、全く分かりません。しゃべっていても、食事をしても、他の人に入れ歯だと気付かれることがないのです。

 

入れ歯だとわかるのは、歯科医師と患者様本人だけ。

 

噛める・痛くない・美しい、自分の歯のようなドイツ式入れ歯が『テレスコープシステム』の特徴です。