歯を失うことになってしまう原因は
『むし歯 と 歯周病』がほとんどの原因を占めています。
「むし歯が心配だから見て欲しい」と来院される方もたくさんいらっしゃいますが、
実は歯を失ってしまう一番の原因は『歯周病』です。
歯周病は歯を失う原因の40%以上も占めています(虫歯は30%)。
特に、若者は外傷や虫歯で歯を失う機会が多いのですが、
40代以降は歯周病で歯を失う原因となることが、圧倒的に多くなります。
歯周病は気付かないうちにだんだん進行してしまう病気です。
歯周病の原因菌は20代以降徐々にお口の中で増えていきます。
たまに多少の違和感などを覚えながらも、ほとんど自覚症状もなく歯周病が進行していき、20年くらいの病気の積み重ねの結果、自覚症状があらわれて歯医者さんに行ったら手遅れ、歯を失う機会が訪れるのが40代となるのです。
むし歯と歯周病は予防ができる病気です。
どんな道具でも末長く使うためには、それなりにお手入れをしていかなければダメになってしまいます。歯は大事な体の一部です。
大切な歯を失って悲しい思いをすることの無いように、定期的に歯科医院でメンテナンスを行うことが、歯をまもっていくための最適な方法です。