30代で入れ歯に…でも大丈夫!_藤沢・鎌倉・横浜のドイツ式入れ歯

2017/12/16
30代の入れ歯リーゲルテレスコープ義歯

・下の奥歯がむし歯でボロボロ…

数年前に他院にて「入れ歯にするしかない」と言われ、

まだ30代なのに、、、現実を受け入れることができずに放置していました。

ついに限界を感じて、当医院に来院されました。

 

・あらやしき歯科医院に来院時、

すでに右下の一番奥の歯を失っていて

左下の一番奥のクラウンと右下のブリッジが外れていました。

 

元々、先天欠損で第二小臼歯と呼ばれる前から5番根の歯が生えてこなかったそうです。

そのため、中学生でブリッジになりました。

その後は再治療を繰り返です。

歯の神経が無くなり、何度もブリッジを作り直し、歯を失い、

噛めなくなってしまいました。

 

ボロボロで「これ以上の治療をするには入れ歯にするしかない」と、歯科医に言われ

30代という若さで入れ歯になってしまうことがショックで受け入れられず、、、

 

しかし、歯科領域は、ほとんど自然治癒は見込めません。

現実から目を背けている間に、増々、状態が悪化してしまいました。

 

「今思えば、物心ついた時から(治療を繰り返していて)まともに噛めたことがない」

と、目に涙を浮かべていました。。。

 

・初診時の口腔内所見

上下左右の奥歯に虫歯治療を繰り返した跡があります。

それでも、かぶせ物の隙間から、みんな虫歯になってしまっています。

特に下顎の左右第一大臼歯は抜歯せざるを得ない状態でした。

 

かみ合わせのバランスも大きく崩れてしまっています。

 

インプラントは絶対に嫌!

お仕事で介護が必要な方や寝たきりの方にかかわっていて、

今の施設のプアな口腔ケアの現状を見ていると、

もし将来、自分がそのような立場になったとき、

お口にインプラントが入っているのは怖い。怖すぎる。だからインプラントは嫌なんです。

 

それでは入れ歯が必要です。

 

日本で一般的な入れ歯のスタイルでは、

違和感が大きく、バネを掛けた入れ歯の支えとなる歯を揺さぶって、

さらに歯を悪くしてしまいます。

そして何より、入れ歯の銀色バネが見えてしまうので、

入れ歯を使っていることが周囲にあからさまに知られてしまいます。。。

 

(ちなみに、銀色の金属のバネをピンクの樹脂にした入れ歯も世の中には存在しますが、、、

バネを掛けた歯を揺さぶって、歯の周りの骨を壊して早期の抜歯に近づくことに、変わりはありません)

 

咬合診断によって

現在の咬み合わせの状態と

どうしても抜歯せざるを得ない歯も含めて、

どのような治療ができるのかを説明させていただきました。

 

相談の結果

ドイツ式のリーゲルテレスコープ義歯 を今回の治療のゴールに設定しました。

 

ドイツ式のリーゲルテレスコープ義歯

・残っている自分の歯を内側の冠で連結することで、強固に固定します。

 残っている自分の歯を連結・強化して守ります。

・入れ歯のリーゲルレバーと内冠のシュレーダーゲシーベと呼ばれる装置で維持します。

 維持力が歯にかからないので、歯にかかる負荷がとても少なくなります。

・リーゲルとはカンヌキのこと。カンヌキが入れ歯と歯をがっちりと固定します。

入れ歯が全く動かないので、しっかりと噛める・しゃべりやすい・違和感がない。

・維持装置が外見からは見えません。

 ほかの人から入れ歯だとは気づかれません。

 

使用感でも見た目でも、

入れ歯を使用していることを他人に気づかれることはないでしょう。

 

支えの歯の全体を完全に覆い被せることで、

入れ歯のどこに噛む力がかかっても、その力が義歯の全体に分散します。

 

噛みやすい、どこかの歯だけが負担過重になる事が無い、歯を守って長持ちする、

さらには、見た目がきれい

といった特徴があります。

 

・嬉しい報告

子どものころからちゃんと噛めたことがないので、噛める感覚が怖い。

ぴったりしていて全く違和感が無い。

顎が軽くなり何でも噛めるようになったことで、片頭痛や貧血を起こさなくなった。

全体で噛めるようになって快適。

きれいになったことを知り合いに褒められてうれしかった。

 

という感想をいただき、私たちも本当に嬉しく思います。

 

リーゲルテレスコープ義歯は、

若くして入れ歯を使用しなければいけなくなってしまった場合でも、

きれいな見た目になって、しっかりと噛めるようになって、違和感がない。

 

従来の入れ歯のイメージを覆す、快適なドイツ式の入れ歯です。

 

ぜひ、相談するために連絡してください。