・現在のあなたの歯並びや噛み合わせは、どうなっていますか?
80歳で20本以上、ご自身の歯があれば、生涯、なんでも噛んで食べることができ
充実した食生活によって、元気で楽しく健康寿命を延ばすことができる。
といわれています。
8020運動:80歳で20本の歯を、、、どういうことですか?はこちらから
それでは、
どのような人が80歳で20本を達成しているでしょうか?
実は、噛み合わせが関係しています。
8020達成者の割合は
・正常な咬み合わせの人(正常咬合) 56.9%
・出っ歯の人(上顎前突) 17.6%
・下の前歯が見えない程、
深い噛み合わせの人(過蓋咬合) 25.5%
・受け口・八重歯・前歯が噛まない。など
前歯の機能がない人(歯列不正) 0%
前歯の役割が損なわれている人は、歯を失う確率が高くなってしまいます。
奥歯と前歯の機能と役割分担について
奥歯は、カチカチ噛んだ時の噛む力を受け止めています。
前歯は、下の顎をグリグリ前後左右に動かしたときの
横からの力を受け止めています。
役割分担がうまくいかないと、、、
奥歯は横の力を受けると、歯が欠けたり・すり減ったり、
または、歯を支える骨が無くなったりして、壊れてしまいます。
前歯は、噛む力を強く受けると、歯が欠けたり・すり減ったり、
または、歯を支える骨が無くなって前に開いて出てきたりして
壊れてしまいます。
歯の表面に細かいひび割れができて、虫歯の原因になったりもします。
そうして、だんだんと、奥歯から失われていくことになります。
全身的な健康への潜在的なリスクにもなってしまうのです。
歯を失う未来を避けるには?
もし、あなたには、まだ十分に歯の本数があって
前歯の機能が不十分な歯並び・噛み合わせをしているなら、
見た目だけでなく、噛み合わせを改善するための歯列矯正治療が有効です。
(矯正治療に年齢制限はありません)
もし、すでに、何本かの歯を失っていたり、調子が悪くなり始めているとしたら、
更に歯を失うことにならないために、
前歯と奥歯の役割を十分に考慮した歯科治療による
入れ歯や被せ物を使用する必要があります。
正常な噛み合わせで、20本以上歯がある80歳の噛む力(咬合力)は、
正常な噛み合わせの20代とほとんど変わらなかった。
というデータもあります。
現在のあなたの歯並びや噛み合わせは、どうなっていますか?
健康で楽しい人生に欠かせない歯を守るために、ぜひ、確認してみてください。
そして、少しでも気になることがあれば、いつでもご相談くださいね。
あらやしき歯科医院
0466-51-3622
神奈川県 藤沢市 片瀬 5-5-3